みな様こんにちは。三善建設です。
日本では約27年と言われる住宅の寿命。ところが、米国では66年、英国では80年と長くなっています。英国を例にとると古い住宅の方が同コストなら広いスペースが確保でき、快適で価値も高いと新築より評価が高いとも言われています。そんな住まいを親から譲られた子世帯は、住宅費の負担が軽くなり、暮らしを充実させていけるそうです。
リフォーム費用だけで広い戸建てに住める
日本でもリタイヤした夫婦がマンションで気楽に暮らしたい、セカンドライフを地方や海外で、というケースも増えています。そんなとき、家を子どもに譲れば、子世帯は自分たちの好みに合わせるためのリフォーム費用だけで戸建てのマイホームを取得でき、ゆとりある暮らしを実現できます。
住宅ローン返済世帯の実収入に占める住居負担※総務省資料より
住居 17%
食料 12%
交通・通信 10%
教養・娯楽 6%
光熱・水道 4%
教育 4%
家具・家事用品 2%
被服・履物 2%
保険・医療 2%
その他消費支出 11%
その他 32%
住まなくなっても貸せるなら…
転勤等で一時的に引っ越す必要に迫られた時、家はどうするでしょうか?
いざというときに「貸せる」安心
新築時に一般社団法人である移住・住みかえ支援機構(JTI)の「かせるストック」認定を受けておけば、一定期間不在になるわが家を貸して家賃収入を得ることが可能に。最低賃料の保証や終身貸上げなど安心のサポートが、家族の転換を支えます。
認定があれば引っ越し時にスピーディに貸し出すことができるので申請は新築時がおススメです。
マイホームを貸す仕組み
ではここで、かせるストックの「メリット」と「デメリット」を考えていましょう。
「メリット」
・管理が必要な空き家が減る
・所有権が維持できる
・安定した賃料収入が得られる
・空き家を壊さず使用するため、ECOの観点からもよい
・一般的な賃貸住宅より賃料が低く設定されるため子育て世代の支援になる
・3年毎に解約が可能で、もとの家に住むことも可能
・「かせるストック」に認定されれば、50歳未満でも利用できる
・「かせるストック」に認定されれば、ローン破綻のリスクが軽減できる
「デメリット」
・年齢制限がある(50歳未満の方には適用されません)
・建物診断・補強工事などに時間とお金がかかる
・申込手数料が必要
・賃貸料は一般的な賃貸物件より割安になる
※「かせるストック」認定を受けるには、認定長期優良住宅であるなど、家自体も一定の基準を満たす必要があります。
性能の良い家は人生のいざという時、選択肢を広げてくれるかもしれません。
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